03.03
スタジオリブスです。3月に入ってから、急にさむくなりました。
沖縄では春前の寒さを「別れ寒さ(わかりびーさ)」というらしいですね。
今年のこの冷え込みも、わかりびーさでしょうか…
オモテの野良猫も、毛並みが一段ともふもふしているような気がします。
さて今回は、スタジオ内でのボーカルの調整について、
おつむフル回転でわかる限りご案内いたします。
「ボーカルの声が小さい」「コーラスが聞こえない」「声が小さいからマイクの音量をあげたら
『キーン!』って音がなって耳が痛い」など…スタジオ時にはこんな悩みがよくあるかと思います。
↑ ↑ ↑ そんなお客さまへ! ↑ ↑ ↑
そんな悩みの解決のきっかけになってくれれば幸いです。
原因としては、ざっくりと以下の内容が関係してるかもです。
●マイクの使い方が間違っている。
●ボーカル以外の楽器類の音が大きい。(音の調整)
●ボーカルの声量が足りない。
音の調整については、スタジオ内で最も生音の楽器であるドラムの音量を基準にしていくと良いと思います。
よく、自分のパート楽器の音が聞こえないためにアンプの音を上げる、
そしたら他のメンバーも聞こえにくくなったために自分の音を上げて、
また上げて、さらに上げあって…
最終的にもの凄い音量で何が鳴っているのかわからない状態で練習する光景をよくみかけます。
そうなるとせっかくお金を払ってスタジオを利用しているのがもったいないし、
時間も無駄になり、それに大音量はカラダにも悪いです。
全体の音が聞こえる状態で気持ちよくスタジオを利用していただくため、以下参照ください。
ボーカル以外の楽器で音をだして、その音を聞いてドラムを基準にして
「どのパートが大きいから音を下げよう」とか、
「どのパートが小さいから音を上げよう」とかして調整しましょう。
(補足:楽器類の音量が決まったとき、アンプやエフェクター類のツマミの数値をメモっておくと、
次回のバンド練習時のセッティング時間がもの凄く短縮されてとても便利です)
そして音量のバランスがとれたらその時にボーカルのマイクの調整をしていきます。
ボーカルが声を出す際は、マイクのヘッド部分(音を拾うところ)に向かって
正面から声を拾わせるようにして歌うことが大切です。
またヘッド部分をスピーカーに直接向けるような位置はハウリング(鳴音)の
原因になるので避けましょう!
…で、ここまでするとだいぶ聞こえやすくなっているかと思います。
まだボーカルが聞こえないとなると、
声量が足りないことが考えられると思うので、
腹筋やノドのケアなど、トレーニングで大きな声を出せるよう、
頑張ってください〜
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